コメダホールディングス(本社・名古屋市東区)の子会社、コメダ(同・同)が展開する「珈琲所コメダ珈琲店」が旭川に初進出する。2022年3月、旭川市1条7丁目43のアッシュビル1階に「コメダ珈琲店旭川買物公園通り店」としてオープンさせる。(写真は、「コメダ珈琲店旭川買物公園通り店」が出店するアッシュビル)
コメダのフランチャイジーになってFC(フランチャイズ)運営するのは、トーテム旭川(本社・旭川市)。不動産賃貸業や駐車場経営を行っている企業で、飲食店FC事業に参入する。同社は、今回出店するアッシュビルのテナント賃貸管理も行っている。
「コメダ珈琲店」は、北海道第2の都市、旭川進出をかねてより計画していたが、2016年8月に北海道に初進出してから6年目で旭川上陸を果たす。
「コメダ珈琲店」のコンセプトは、誰もが寛げる「街のリビングルーム」。漆喰をモチーフにした壁や天井に使われている木材、本物のレンガなどを使って寛げる空間を演出、こだわりの珈琲や人気のシロノワール(ふんわり焼いたデニッシュパンにたっぷりソフトクリームをトッピングしたもの)などを提供。現在、北海道には札幌市10店舗のほか、江別市、苫小牧市、函館市、北斗市、釧路郡釧路町に各1店舗の計15店舗を展開している。
「コメダ珈琲店」とコンセプトが近い珈琲店には、すかいらーくホールディングス(本社・東京都三鷹市)の子会社、すかいらーくレストランツ(同・同)が展開するカフェダイニング「むさしの森珈琲」がある。今年7月16日には「旭川大雪通店」(7条通18丁目92-10)をオープンさせている。今回、「コメダ珈琲店」は、中心市街地への出店で、郊外立地の「むさしの森珈琲」と差別化する。