日本マクドナルドホールディングス(HD、本社・東京都新宿区)の子会社、日本マクドナルド(同・同)が9月16日(木)に建て替えオープンさせる「南新川店」(札幌市北区北23条西14丁目6ー1)は、ドライブルーを2レーンにした新型マック店舗になる。ドライブスルー需要がコロナ禍で見直され大幅に高まっていることを受け、2レーンドライブスルーを導入した。
(写真は、9月16日にオープンする「マクドナルド南新川店」)
「マクドナルド南新川店」は、老朽化や店舗面積の狭隘化のため、2021年2月末で閉店、建て替え工事を進めてきた。8月末現在で、建物は完成しており、店舗のシンボルとなる「M」のポールサインも新川通り側に設置され、オープンを待つばかりとなっている。
建て替え新店舗には、「マックカフェ」を導入、自前のデリバリー「マックデリバリー」も行うほか、注文から支払いまでスマートフォンで完結できる「モバイルオーダー」、クルーが注文した商品をテーブルまで運ぶ「テーブルデリバリー」、モバイルオーダーで注文、支払いをして店舗駐車場で商品の受け取りができる「パーク&ゴー」などのサービスも展開する。
さらに大きな特徴はドライブスルーの2レーン化。ドライブスルーは、1970年代から投資してきたマクドナルドの強みの一つ。コロナ禍で外出自粛が続く中、利便性が再評価され大きく伸びている分野のため、建て替えを機に2レーン化、旺盛な需要に応える。
店舗の運営は、札幌圏でマクドナルド店舗のFC(フランチャイズ)展開をしている札幌フードシステムズ(本社・札幌市北区)。同社は1990年に北海道でマクドナルドFC1号店をスタート、現在は札幌、小樽、石狩で10数店舗を展開している。