「モス」から「コメダ」に変わる!札幌・南1西6の電車通りに新たな息吹

経済総合

 2020年6月に閉店した「モスバーガー札幌南1条西6丁目店」の店舗跡に「コメダ珈琲店大通西6丁目店」が、4月中旬に出店する。「モス」から「コメダ」に、電車通りの顔が新しく登場する。(写真は、「コメダ珈琲店大通西6丁目店」が入る場所)

「モスバーガー札幌南1条西6丁目店」は、札幌市中央区南1条西6丁目4ー1の第27桂和ビル1階で20年以上にわたって営業を続けてきた。電車通りに面しており、店舗前を通り過ぎる市電と「モス」の看板は都心に溶け込む風景の一つとなっていた。その「モス」が閉店したのは、昨年6月25日だった。店舗の原状復帰工事が行われて、写真のような殺風景な外観になってから半年以上。コロナ禍で街の賑わいが失われていく中、人気のない店舗前はうら寂しさを一層強めるものだった。

 そこへようやく新店舗が入る。落ち着いた店舗空間と共にコーヒーとシロノワール、無料のモーニングトーストを提供している「コメダ珈琲店」がそれ。全国展開している「コメダ珈琲店」は北海道では札幌を中心に現在、14店舗が営業。多くの店舗は郊外店で、独特の三角屋根の木造路面店として知られている。

 都心部では、18年11月22日にオープンした「狸小路2丁目店」(南3条西2丁目15ー1、N・ヴィコロビル1階)があるが、今回の「大通西6丁目店」は都心のビルインタイプの店舗としては2店舗目。運営は、コメダ珈琲店のフランチャイズ店舗を全国で10数店舗行っている正和製菓(本社・三重県四日市市)の子会社、ファースト・プログレス札幌(東京都港区)になる予定。同社は、17年9月14日にオープンした「手稲前田店」(手稲区前田2条13丁目)と前出の「狸小路2丁目店」を道内で運営している。
 札幌の街が春めいてくる4月中旬、電車通りの新しい顔として「コメダ珈琲店」が街の表情を変えていく。

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