札幌発祥で今はゼンショーホールディングス(本社・東京都港区)傘下のファミリーレストラン「ヴィクトリアステーション」の「旭川忠和店」(旭川市忠和5条8丁目12ー36)が閉店した。「ヴィクトリアステーション」は、道内で最も店舗数の多いファミレスだが、近年は毎年1店舗ずつ閉店している。果たして閉店トレンドは止まるのか。(写真は、閉店した「ヴィクトリアステーション旭川忠和店」)

「ヴィクトリアステーション」は、ビッグボーイジャパン(本社・東京都港区)が展開しているハンバーグ、ステーキを中心にした道民に親しまれているファミレス。札幌発祥という経過もあって、現在でも道内で最も多い店舗数を維持している。ところが、この3年間だけを見ても、2018年5月に「石山店」(札幌市南区)、19年2月「滝川大町店」(滝川市)、20年12月「函館鍛冶店」(函館市)と毎年1店舗ずつ閉店している。店舗の老朽化や競争環境の変化などによるものと思われるが、地味に閉店を重ねているのが実態と言えそう。

 21年に入っても閉店が続いており、1月17日には「旭川忠和店」が閉店した。この店舗は、国道12号線と道道98号線(旭川多度志線)の交差点南西角にあり、「コープさっぽろ忠和店」と同じ敷地内にあった。閉店後は写真のように雪に覆われた状態。

 同店閉店後の店舗数は38店舗で、道内のみの展開となっている。北海道にある35市の内で17市に出店しており、町では河東郡音更町、日高郡新ひだか町、釧路郡釧路町の3町にある。1店舗のみの展開は、稚内市、江別市、岩見沢市、帯広市、千歳市、北斗市、釧路市、室蘭市、網走市、石狩市、滝川市、音更町、新ひだか町、釧路町の11市3町。閉店トレンドが続けば、「ヴィクトリアステーション」が消える自治体が出てこないとは限らない。


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