ロイズの「ふと美」新工場はまさに白い巨艦、2022年春の新駅開業と同時期稼働へ

経済総合

 チョコレート・クッキーなど菓子・パン製造販売のロイズコンフェクトホールディングス(HD、本社・札幌市北区)が「ふと美工場」(石狩郡当別町ビトエ640ー15)で建設中の新工場が、姿を見せてきた。雪原に浮かぶ白い巨大な建物は、まさに巨艦そのもの。新工場の稼働は2022年が予定されている。(写真は、姿を見せてきたロイズの「ふと美・新工場」)

 ロイズコンフェクトHDが、「ふと美工場」を稼働させたのは1999年7月。分散していた工場を集約するとともに物流、配送を統合、同年10月には直売店もオープンさせた。2005年8月には同工場の北側に新工場が稼働、07年には西側で工場を増設、16年には北側の工場を増設している。

 今回の新工場は、西側工場の隣接地に建設しているもので、生産設備だけでなく工場内を見学する施設、直営店舗を現工場から移転拡張するスペースも整備する。新工場の設計、監理は髙田建築設計事務所(札幌市北区)、施工は戸田建設(本社・東京都中央区)札幌支店(札幌市中央区)で、工期は18年12月20日から21年4月1日までだが、新工場の本格稼働は22年からとなっている。

 ロイズコンフェクトHDは、この新工場稼働に合わせて、地元の当別町とともにJR北海道(本社・札幌市中央区)に札沼線「あいの里公園」と「石狩太美」の両駅間に新駅設置を要望、JR北海道は20年10月に請願駅として新駅設置を決定している。新駅の開業は早ければ22年4月とされ、新工場のグランドオープンもその頃になりそう。

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