コロナ禍で北海道でも多くの飲食店が営業自粛を余儀なくされているが、そんな中、北海道の銘店の味を食卓に届けるプロジェクトが立ち上がった。「食の北海道遺産プロジェクト」がそれで、北海道の味を2月以降に順次家庭に届ける。(写真は、サツドラホールディングス本社、サッポロドラッグストアー本社と併設している「サツドラ北8条店」)
このプロジェクトは、サッポロドラッグストアー(本社・札幌市東区)とたれ・だし・スープ・惣菜製造のアイビック食品(同・同)、映像制作やキャンペーン企画・宣伝プランニングのトリプルワン(同・札幌市中央区)の3社が共同運営するもの
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第1弾の参加飲食店と開発商品は次の通り。
■札幌の老舗有名カレー店「クロック」の「クロックのビーフカレー」…たっぷりの野菜とフルーツをピューレ状に煮込み、コクと深みを出したビーフカレー。180g(1人前)、レトルトパウチ。
■札幌の人気中国料理店「布袋」の「ザンギカレー炒飯の素」…まかないから生まれた隠れ人気メニューの「ザンギカレー炒飯」を家庭で手軽に再現できるように、創業者の佐藤勲会長の指導によって開発された商品。使用する調味料は本品のみで対応でき、チャーハンの仕上げに入れて炒めるだけで布袋の味が楽しめる。300mlペットボトル。
■札幌の人気ハンバーグ店「ノースコンチネン」の「ハンバーグの素」…同店の味を家庭で手軽に再現できるハンバーグペースト。肉に混ぜてフライパンで焼くだけでジューシーな仕上がりになり、しっとりした味付けのためにソースなしでも美味しく食べられる。100g×2袋(3~4人前×2セット)、レトルトパウチ(ペースト)。
第1弾のこれら3商品について、アクト・ナウ(本社・札幌市中央区)のクラウドファンディングを予定しており、1月中・下旬にクラウドファンディンクにて先行販売、2月中旬に寄付者に商品が届く予定。また、3月上旬頃には一部サツドラ店舗で期間限定販売するスケジュールになっている。