苫小牧市新開町3丁目18ー8の環状線沿いにあったパチンコ店「シンザン苫小牧店」の解体工事が始まっている。(写真は、解体工事が始まっている旧「シンザン苫小牧店」)
「シンザン苫小牧店」は、パチンコ店経営のシンザンホール(本社・名古屋市港区)が2006年12月にオープンさせたパチンコ店。それから4年後の10年には閉店し、同業のガイア(同・東京都中央区)が10年6月に「ガイア苫小牧東店」として居抜き出店した。しかし、同店は19年3月末に閉店、建物はそのまま残されていた。
今回始まった解体工事の注文者は、シンザンホールの関係会社と見られるワイ・エス・エイチ(同・名古屋市港区)で、解体業者は岩倉建設(同・札幌市中央区)。解体期間は20年10月20日から同年12月15日までの予定となっている。
パチンコ店「シンザン」は、かつて史上最強馬とされた「シンザン」の馬主の流れを汲む人物が経営、現在は名古屋市と石川県に計3店舗を運営。また、「ガイア」は北海道で「メガガイア狸小路店」(札幌市中央区)や「ガイア東札幌店」(同市白石区)など最盛期には「苫小牧東店」を含め6店舗を展開していたが、現在は「メガガイア函館港店」(函館市)、「ガイア北42条店」(札幌市東区)の2店舗に減少している。