和洋菓子製造販売の六花亭(本社・帯広市)は、2020年12月オープン予定で「苫小牧店」の建設を進めている。六花亭が苫小牧で路面店を出店するのは初めてで、「イオン苫小牧店」内のインショップ店舗と2店舗になる。(写真は、建設中の「六花亭苫小牧店」)
「六花亭苫小牧店」は、苫小牧市しらかば町6丁目15ー27の閉院した川口小児科医院跡地に建設中。環状線の西行き車線沿いの「新興橋」西橋畔に位置している。店舗は西向きで、工事は5月中旬から始まっており竣工は10月末となっている。建築主は六花亭、設計、監理は六花亭のグループ会社、アトリエ28(帯広市)、施工もグループ会社のサンピラー(同)。
六花亭は、本社のある帯広地区で路面店3店舗、商業施設内のインショップ13店舗、札幌・札幌近郊地区で路面店9店舗、インショップ29店舗、釧路地区で路面店2店舗、インショップ2店舗、函館地区で路面店1店舗、インショップ3店舗、旭川・富良野地区で路面店3店舗、インショップ2店舗を展開している。
同社は現在、札幌市北区北40条西4丁目でマンション一体型の複合路面店を建設中で、秋口にもオープンする。今年は「苫小牧店」と合わせて新規路面店2店舗の出店となる。
苫小牧市は、「よいとまけ」やハスカップ製品を多数展開している菓子製造販売、三星の本拠地。六花亭が路面店を出店することで両社間の競争が激しくなりそうだ。