居酒屋やレストランなど外食事業を展開するコロワイド(本社・横浜市西区)は、新型コロナウイルスの緊急事態宣言解除後の新しい生活様式によって来店客の減少がこれからも続くとみて、居酒屋業態を中心に全国196店舗を閉店する。そのうち北海道では5月31日で8店舗が閉店することが分かった。(写真は、5月31日で閉店する「やきとりセンター南4条店」)

 同社の2020年3月期は、台風・自然災害、消費増税、コロナ禍の影響で既存店売上高は前期比30%減となり、利益面では減収の影響と21年3月期に向けた追加的な店舗閉店の減損損失約101億円を計上したため、67億9800万円の純損失になった。

 北海道のコロワイドグループ店舗は、洋食業態の「ステーキ宮」や居酒屋業態の「いろはにほへと」、「海へ」など約60店舗がある。運営はグループのアトム(本社・名古屋市中区)子会社、アトム北海道(同・同)が行っていたが、今年3月末に同社は同じコロワイドグループのレインズインターナショナル(本社・横浜市西区)に譲渡された。

 今回、コロワイドが全国196店舗を閉店することになったが、レインズインターナショナルは北海道の店舗8店舗を閉店することにした。具体的には、18年11月7日オープンした「やきとりセンター南4条店」(中央区南4西2、渡辺ビル2階)、19年4月23日にオープンした「やきとりセンター元町店」(東区北25東16、玉手ビル1階)のほか、和食居酒屋「いろはにほへと」の「すすきのすずらんビル店」(中央区南4西4、すずらんビル2階)、「札幌駅前店」(同区北6西5)、「東区役所前店」(東区北12東7、セレスタ札幌2階)、「手稲店」(手稲区曙5の2)、「王子店」(苫小牧市表町2の1、王子不動産第1ビル地下1階)、「帯広店」(帯広市西2南9、坂本ビル1階)の計8店舗。いずれの店舗も4月中旬から臨時休業中で、営業を再開することなく閉店する。「やきとりセンター」は2店舗の閉店で北海道から消える。
 
 旧アトム北海道の19年3月期は、売上高47億7600万円、純損失は2億4700万円だった。赤字決算が続いているため、さらに閉店店舗が拡大する可能性もある。


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