北海道の大手パチンコ店は、石狩管内を除いて25日から営業を再開したが、「パーラー太陽」を展開している太陽グループ(本社・札幌市中央区)は、渡島管内の「上磯店」(北斗市七重浜7丁目4ー28)を再開せずに閉店させた。同社がコロナ臨時休業のまま閉店させたのは「宮の沢店」(札幌市西区宮の沢1条3丁目8ー33)に次いで2店舗目。(写真は、コロナ休業中に閉店した「パーラー太陽宮の沢店」)

「パーラー太陽上磯店」は、パチンコ300台、パチスロ240台で2000年1月にオープンしたが、20年目に閉店した。同店では、6月5日から7日の午後3時から同8時まで貯玉・貯メダルの賞品交換と来店ポイントの景品交換を行う。

 新型コロナウイルス感染拡大防止の「緊急事態宣言」に伴い北海道が「特定警戒都道府県」に指定されたため、道内大手パチンコ店は4月22日から道内全店舗で臨時休業に入った。それから1ヵ月、鈴木直道・北海道知事の休業要請緩和で各パチンコ店は石狩管内を除いて営業を再開したが、臨時休業中に営業を終了する店舗も目立った。パチンコ店の売り上げは全国的に見ると4年連続で減少傾向にある。コロナ臨時休業は不採算店舗を洗い出すことになったようだ。



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