小柳中央堂が高級食パン「銀座に志かわ北見店」FC運営、12月3日オープン

経済総合

 高級食パン専門店「銀座に志かわ」の全国出店を進めている銀座仁志川(本社・東京都中央区)は12月3日(火)、北見市北2条西3丁目6番地に「銀座に志かわ北見店」をオープンさせる。11月25日(月)の「札幌琴似店」に次ぐ北海道2号店で、12月20日(金)には3号店となる「苫小牧店」もオープン予定となっている。(写真は、「銀座に志かわ」の食パン。形が崩れないように通常の食パンよりもサイズがやや小さい。薄めの焼き色も特徴)

「銀座に志かわ」は、2斤の高級食パン1種類(本体価格800円)のみの単品専門店。パン業界の常識を破ったアルカリイオン水を仕込み水として使用、カナダ産の小麦粉、北海道産生クリーム、バター、はちみつなどを使って仕込みから約4時間で焼きあげる。

 焼きあがった食パンは耳がないと言われるほど柔らかく、モチモチの食感とほんのりした甘さが特徴。きんぴらやナス味噌など和惣菜、粕漬や奈良漬などの漬物、いかの塩辛や明太子、イクラといった酒の肴などをトッピングしても美味しく食べることができる。

 12月3日にオープンする「北見店」は、全国41店舗としてNUPSビル1階に店舗を構える。銀座仁志川とフランチャイズ契約を結んで運営するのは小柳中央堂(北見市)。同社は事務機器やOA機器、オフィス家具などの販売、リースを行っており異業種への進出として「銀座に志かわ」のフランチャイジーになることにした。

 北海道の高級食パン専門店の出店ラッシュは札幌で激しくなっているが、札幌圏以外では「乃が美」が旭川市、函館市、帯広市に出店しているだけで高級食パンの市場はそれほど広がっていない。「銀座に志かわ」は「乃が美」が出店していない北見市で北海道2号店を出店、さらに12月20日には苫小牧市にも出店、札幌圏以外の高級食パン市場を開拓していく。

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