包丁・刃物専門店の「宮文」(札幌市中央区)は、札幌地下街ポータウンに「宮文ポールタウン店」を11月1日(金)にオープンさせる。(写真は、「宮文ポールタウン店」の出店予定場所)
宮文は、家庭用からプロ用まで幅広い種類の刃物製品を取り扱っている。初代の宮本文太郎は刃物産地として知られる兵庫県三木市に生まれ、12歳から伝統的な日本カミソリの工場で働き22歳で宮文印の日本カミソリを製造販売。その後、東京に拠点を移し、昭和2年に札幌狸小路2丁目に「宮分刃物店」を開業した。札幌に店舗を構えてから今年で92年になる。
「狸小路本店」の他に8店舗を展開していたが、今年9月30日に「千歳店」、10月6日には「東札幌店」を閉店。現在は本店以外に「大丸札幌店」(大丸札幌店7階)、「琴似店」(イトーヨーカドー琴似店地下1階)、「マルヤマクラス店」(マルヤマクラス1階)、「新札幌店」(サンピアザメトロモール地下1階)、「帯広店」(イトーヨーカドー帯広店1階)、「旭川店」(イオン旭川西1階)の6店舗を展開している。
今回、さっぽろ地下街ボールタウンのカフェ「PRONTOさっぽろポールタウン店」(10月22日まで店舗改装のため休業中)に隣接して、11月1日に「宮文ポールタウン店」をオープンさせる。オープン時にはセールを予定している。