札幌駅前通地下歩行空間のイメージキャラクター「ちかぁ～さん」が３月の開通１周年イベントから本格デビュー

　札幌駅前地下歩行空間のイメージキャラクター「ちかぁ～さん」が、開通１周年の記念イベントが催される３月１７日からデビューする。キャラクターの「ちかぁ～さん」は、昨年１２月に公募で決定していたが、広く目に触れる場所には登場していなかった。１周年イベントの案内役としてデジタルサイネージ（電子看板）でデビューするが、人気が出てくれば立体化も検討するという。（写真は、イメージキャラクターの「ちかぁ～さん」）
　
「ちかぁ～さん」は、札幌市の専門学校生、小笠原成美さんの制作によるもの。札幌駅前地下歩行空間に賑わいと彩りを添えるために、同歩行空間を管理運営している札幌駅前通まちづくり会社が昨年末にイメージキャラクターを公募、多数の応募の中から選ばれた。
　
　モチーフになっているのは柱で、どっしりしたイメージのかぁさんがこれから札幌を支える意味合いを込めたという。エプロンを後ろで結ぶリボンは水引の蝶結びになっているが、蝶結びには「何度あってもいい」という意味があるため、地下歩行空間での素敵な出会いが何度でもあることを願って図案化された。
　
「ちかぁ～さん」のデビューは３月１７日からに２５日まで行われる開通１周年イベント。このイベントでは、北３条広場から北１条にかけての物販・展示スペースを使って子どもたちが楽しめるワークショップや参加型のアートイベントなどが予定されており、地下を走るミニチュアの汽車も走らせる趣向が検討されている。
　
「ちかぁ～さん」は、同空間に配置されているデジタルサイネージにイベント案内役として登場し、アイドルキャラクターとして本格的にお披露目されることになっている。
　
　地下歩行空間のキャラクターとして市民に浸透してくれば、立体化を検討してグッズなどにも対応していくことにしている。