「2019大丸秋の商談会」開催、公共施設向け個室ブース「テレキューブ」も紹介

経済総合

 文具、事務用品、OA関連商品などを取り扱っている大丸(本社・札幌市白石区)は、19日から20日まで札幌市中央区のロイトン札幌で「2019秋の商談会」を開催している。機能性文具の展示や仕事の効率、生産性を高めるオフィス環境の提案などメーカー110社が出展している。(写真は、「2019大丸秋の商談会」の会場)
(写真は、フルクローズ型のワークブース「テレキューブ」)

 展示されているのは、筆記具やファイル・整理用品、事務用品、紙製品、バラエティ関連商材などで、納品店や小売店、量販店の仕入れ担当者などが対象。今回は初めて2次問屋である販売店のユーザーの参加も募り、2日間で約1200人の来場を見込んでいる。

「New work style」のコーナーでは、働き方の環境変化に対応したABW(アクティビティ・ベースド・ワーキング=時間と場所を自由に選択できる働き方のこと)のオフィスデザインゾーンが設けられ、オカムラの個室ブース『テレキューブ』が紹介されている。フルクローズ型の1人用ワークブースで、駅や空港など公共空間やカフェなどですでに実証実験が始まっている。担当者は、「東京都内のJR駅では30台が試験導入され、西武鉄道所沢駅にも導入予定。課金制でカフェなどにも利用が広がりそう」と話す。価格は約200万円。遮音性が高いため「一人カラオケ用」としても用途を広げていくという。
(写真は、フリーアドレス職場に対応した自立性のあるバッグ)
(写真は、対話型自動翻訳機)

 フリーアドレスの職場が増えていることに対応したバッグ類も展示され、丈夫でコシの強い生地を使った自立するバッグ、椅子の横に着脱可能な文具のエプロンバッグなどが注目を集めている。
 キングジムの対話型翻訳機『ワールドスピーク』も展示。2台1組の据え置きタイプでホテルのフロントや施設の窓口業務に便利な翻訳機。会話ボタンを押したまま話し、話し終わってボタンから手を離すと相手側に文字と音声で翻訳される仕組み。その他『ニューレトロ』のコーナーでは、仏像ステーショナリーなども紹介されている。
(写真は、「仏像ステーショナリー」)

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