札幌で郊外型カフェ乱戦!「むさしの森珈琲札幌北野店」9月27日開店

経済総合

「むさしの森珈琲」の北海道2号店「札幌北野店」が9月27日(金)、札幌市清田区北野3条3丁目にオープンする。札幌では郊外型カフェの「コメダ珈琲店」が8店舗出店しており、集客競争が激しくなりそうだ。(写真は、9月27日にオープンする「むさしの森珈琲札幌北野店」)

「むさしの森珈琲」は、厳選したコーヒー農園の豆を使った珈琲と特製の「ふわっとろパンケーキ」などをゆとりの癒し空間で提供するのが特徴。すかいらーくグループのニラックス(本社・東京都武蔵野市)が展開している郊外型のカフェで、現在は関東や東海、北陸・甲信越、近畿、中国・四国、九州に34店舗を展開している。北海道には、2018年12月14日に「札幌二十四軒店」(札幌市西区二十四軒3条1丁目)で進出した。

 2号店の「札幌北野店」は、北野通と清田通の交差点から北東方向の清田通沿い。焼肉「GAJA(ガヤ)北野店」の隣接地にオープンする。

 郊外型カフェでコンセプトが共通するのは、コメダ(本社・名古屋市東区)の「コメダ珈琲店」と日本レストランシステム(同・東京都渋谷区)の「星乃珈琲店」。札幌にいち早く進出したのは「星乃珈琲店」で2013年5月に「札幌厚別店」(厚別区)、同年12月には「札幌伏古店」(東区)をオープンさせた。

 一方、コメダは16年8月に「東札幌5条店」(白石区)を出店してから急ピッチで店舗網を拡大、現在は札幌市内8店舗のほか江別市、苫小牧市にも出店している。最後発の「むさしの森珈琲」は今度の店舗で2店舗となるが、コンセプトが共通する郊外型カフェは市内12店舗に増える。当初は待ち時間が1時間以上だった「コメダ珈琲店」も人気が一巡。郊外型カフェ需要が落ち着いてきた中での新たな参戦で集客競争が激しくなることが予想される。

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