すかいらーくグループのニラックス(本社・東京都武蔵野市)が展開しているカフェ「むさしの森珈琲」が北海道に初上陸する。12月14日、札幌市西区二十四軒3条1丁目の「札幌二十四軒店」が第1号店となるもので、ゆったりと時間を過ごす珈琲店のスタイルが札幌に根付くかどうか注目される。(写真は、12月14日のオープンに向けて建設が進む「むさしの森珈琲店・札幌二十四軒店」)

「むさしの森珈琲」は、ニラックスが2015年3月に横浜市南区に「六ツ川店」を出店したのが最初。その後、店舗数を増やして、現在は関東や東海、北陸・甲信越、近畿、中国・四国、九州に22店舗を出店している。

 厳選したコーヒー農園の豆を使った珈琲と特製の「ふわっとろパンケーキ」、豊富なメニューの食事が特徴。ゆったりした空間で癒しの時間を過ごせ、地域のコミュニティスペースとして利用されているという。

 北海道初上陸となる「札幌二十四軒店」は、2016年12月に移転新築オープンした「コープさっぽろ二十四軒店」を核に、新たに形成されるショッピングセンター内に単独路面店として出店。他の店舗は「GU」や「ダイソー」、「ASBee fam.」、「眼鏡市場」のほか整形外科、産婦人科、内科、皮膚科、調剤薬局のクリニックモール、歯科など。

「むさしの森珈琲・札幌二十四軒店」の近くには、同様のコンセプトで先行出店している「コメダ珈琲店・二十四軒店」がある。むさしの珈琲の「ふわっとろパンケーキ」とコメダ珈琲店の「シロノワール」の対決も興味を引きそうだ。


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