「もりもと」8年ぶり札幌・大通ゾーンに出店、「丸井今井札幌店」でコットンロール復活

経済総合

 パン・菓子の製造販売、もりもと(本社・千歳市)が札幌市中央区の大通ゾーンに再出店する。9月1日にオープンした「もりもと丸井今井札幌店」がそれで、大通ゾーンへの出店は2011年3月末に撤退して以来、8年ぶり。(写真は、9月1日にオープンした「もりもと丸井今井札幌店」)

 もりもとは、2006年5月に路面店「ラ・レコルトもりもと」を南1西2にオープンさせ大通ゾーンに進出。しかし、11年3月末に6年弱の営業を終了、撤退した経緯がある。今回、8年ぶり進出した「もりもと丸井今井札幌店」は、丸井今井大通館地下2階の「六花亭」や「柳月」、「きのとや」、「ISHIYA」、「ロイズ」などが店舗を構える一角に出店した。

 雪の結晶をイメージした木目調の温かみのある印象の店舗で、同社のメイン商品である「ハスカップジュエリー」でも使用している「ハスカップ」を様々に使用した和菓子、洋菓子を豊富に揃え、北海道の「ハスカップ」を発信する店舗とする考え。
 また、かつて大通ゾーンで販売していたきめ細かくふんわりとした食感の「コットンロール」(税込み1181円)も復活させ、丸井今井札幌店限定で販売する。

 もりもとは、旧札幌そごう時代から出店している「札幌エスタ店」を除き、かつて出店した札幌東急百貨店、大丸札幌店のデパート内店舗を閉店している。「丸井今井札幌店」は大通ゾーンでの再出店ということに加え16年ぶりのデパート内出店としても注目される。

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