菓子製造販売道内大手のもりもと(本社・千歳市)は、25日開催の株主総会で森本真司取締役の社長選任を決め、26日に就任した。森本吉勝社長は同日付で代表権のある会長に就任した。morimotosinji(写真は、新社長に就任した森本真司氏)

 森本真司氏は1973年6月生まれ、44歳。上智大学経済学部卒、吉勝氏の長男で3代目社長になる。
 もりもとは、1947年樺太から引き揚げ、真司氏の祖父にあたる創業者が中華まんじゅうや飴、あんぱんなどを売り歩くことから始まり、49年10月から千歳市でパンの委託加工、卸売業として開業。創業当初から素材にこだわり、道産素材の活用を重視。北海道の果実、「ハスカップ」を使用して製造した「ハスカップジュエリー」は78年の誕生以来、現在ももりもとの看板商品。

 93年から社長を務めた吉勝氏の時代には、道立総合研究機構と小豆の新品種「きたろまん」を使った和菓子の共同開発、ホクレン農業協同組合連合会と道産小麦や豆、12種以上の果実を使ったクッキーやどら焼き、ゼリーを手掛けるなど道産素材を利用したスイーツ、パンを開発してきた。
 真司氏へのバトンタッチで、創業以来の地域密着路線と道産素材を活用した商品開発がさらに進むかどうかが注目される。


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