戸建て住宅建設・販売のホーム企画センター(本社・札幌市北区)の2019年3月期単体決算は、売上高53億3600万円、経常利益1億5500万円となり2期連続の増収増益になった。(写真は、ホーム企画センター本社屋)

 同社は、創業者の青木雅典氏(84)が1968年の会社設立以来、社長を務めていたが、2014年6月に金融機関出身者に社長を任せ青木氏は会長に退いた。しかし、15年3月期は会社設立以来初の赤字を計上。以降、3期連続で赤字となったため17年4月から青木氏が社長に復帰、会長兼社長として経営トップに戻る体制になった。

 復帰1年目の18年3月期単体決算は、売上高50億4800万円、経常利益1億400万円で4期ぶりに黒字決算となった。このほど株主総会で報告された19年3月期単体決算は売上高53億3600万円、経常利益1億5500万円となり18年3月期比5・7%の増収、49%の経常増益になった。販売戸数は18年3月期が146戸、19年3月期は152戸。

 20年3月期単体決算は、売上高56億円、経常利益1億1000万円と増収減益を予想している。土地売却益が見込めないため減益となるもよう。販売は161戸を予定している。


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