北海道から第2の似鳥昭雄氏(ニトリホールディングス会長)や大谷喜一氏(アインホールディングス社長)のような国内有数の企業経営者の育成を目的とした北海道経営未来塾(実行委員会運営)の第4期入塾式が29日、札幌市中央区の札幌パークホテルで行われた。1~3期までの塾生経験者14人と新規塾生21人の合計35人の若手経営者が長内順一塾長(未来経営研究所社長、元ニトリ特別顧問)から入塾証書を受け取った。(写真は、北海道経営未来塾4期入塾式)

 4期のコンセプトは、『原点回帰』。1~3期の活動を振り返り、もう一度当初の目的であった第2の似鳥氏、大谷氏を目指すという原点に立ち返り日本を代表する経営者と直接触れ合う学びの場とする。長内塾長は、「自分と未来は変えられるということを胸に刻みながら、誰もが認める講師陣と直接触れ合うことで気づきと発見を勝ち取ってほしい」と挨拶した。

(写真は、来賓挨拶をする鈴木直道知事)

 来賓として出席した鈴木直道知事は、「自らを変えることは自らできる。自らの考えや志を自ら発信することは今からでもできる。入塾を機に、自らを変え未来を変える一歩にしてほしい。令和の北海道新時代を創造するニューリーダーになってもらいたい」とエールを贈った。

 北洋銀行の安田光春頭取は、ニュートンの『人より遠くを見渡せるのは巨人(先人)の肩の上に乗っているから』を引用し、「一流の講師陣の話を聴き自分にふさわしいものを見つけほしい」と挨拶。北海道銀行の笹原晶博頭取は、「志以上の人生はないこと、努力以上の成果はないことを肝に銘じてほしい」と話した。塾頭には2期、3期の塾生経験がある入澤拓也氏(エコモット社長)が選ばれた。
(写真は、塾頭就任の挨拶をする入澤拓也氏)

 塾生たちのうち、希望者12人が6月6日に米国ポートランドで開かれる札幌との姉妹都市提携60周年記念事業への参加に合わせて米国研修。シアトルのマイクロソフト本社訪問やボーイングの工場見学、アマゾン、スターバックスの本社見学、ポートランドのナイキ本社見学などを行う。

 講座は6月の横山清・アークス社長を皮切りに、大西洋・三越伊勢丹ホールディングス元社長、小泉純一郎・元総理大臣、安部修・吉野家ホールディングス会長、伊東信一郎・ANAホールディングス会長が行う。また、秋には首相官邸や国会訪問、東京の若手経営者との交流などを盛り込んだ「修学旅行」も実施する。


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