2020年度から小学校でプログラミング教育が必修化され、21年度には中学校、22年度には高校でのプログラミング教育が拡充される。こうした動きを前に、携帯ショップなどを展開するネオコーポレーション(本社・札幌市中央区)のグループ会社、デザインバンク(本社・札幌市中央区)が、5月11日(土)から子ども向けプログラミング教室「CodeCampKIDS札幌大通」を開校する。(写真は、ネオコーポレーションとグループ会社のデザインバンクなどが入るNEObldg)

 東京証券取引所1部上場のフューチャー(本社・東京都品川区)が株主になっているコードキャンプ(同・同都新宿区)が実施している子ども向けプログラミング教室「CodeCampKIDS」のフランチャイズ(FC)校として北海道で初開校するもので、札幌でのプログラミング教育の後押しをする。
 
「CodeCampKIDS」は、楽しく学べるビジュアルプログラミングから本格的なゲーム、Webサービスやアプリ開発を学ぶことができる小学生・中学生向けのプログラミング教育を提供するスクール。動画を見てプログラミングの考え方や基礎的な思考方法を学んでいくもので、一人ひとりのレベルに合わせたカリキュラムを提供している。

 コースは、小学1~3年生を対象にした「ロボットプログラミングコース」と小学3年生から中学3年生を対象にした「Scratchプログラミングコース」の2つで、後者のコースはマサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボが開発した「Scratch」でプログラミングを学び、シューティングゲームやアクションゲームなど本格的な開発に挑戦する。

 各コースとも8人が定員、半年コースと1年コースがある。入学金1万800円で受講料は「ロボットプログラミング」が月額1万800円、「Scratchプログラミング」が同1万6200円、他に機器レンタル料として月額2160円(いずれも税込)が必要。教室は、中央区大通西14丁目のNEObldg3階。

 デザインバンクでは、「一人ひとりの理解度合いに合わせたコーチングで受講生のモチベーションを上げていくスキルが特長」(担当する山川貴弘さん)と話している。問い合わせは、☎011・208・7337



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