アサヒグループホールディングス(本社・東京都墨田区)の子会社、アサヒグループ食品(同・同都渋谷区)は、3月1日(金)午前10時にフリーズドライ食品の専門店「アマノ フリーズドライステーション札幌店」を期間限定でオープンさせる。(画像は、「アマノ フリーズドライステーション札幌店」のイメージ図)
JR札幌駅直結の商業施設「パセオ」のイースト1階、約15坪(52・16㎡)を使って出店するもので、北海道で「アマノフーズブランド」を浸透させ、フリーズドライ食品の市場拡大を目指す。
アサヒグループ食品のフリーズドライ食品は、もともと天野実業(本店・広島県福山市)が手掛けていたもの。2008年に同社がアサヒグループ入りし、15年のアサヒグループの再編を経てアサヒグループ食品に吸収されたが、フリーズドライ食品のパイオニアブランドの「アマノフーズブランド」は存続させた。
アサヒグループ食品では、フリーズドライ食品の市場拡大を狙ってアンテナショップを出店、これまでに東京・丸の内、広島・福山、神奈川・横浜に3店舗を出店してきた。今回、全国4店舗目となる「札幌店」をオープンさせ、北海道での市場開拓を強化する。
常時100種類以上のフリーズドライ商品を揃え、アンテナショップ限定の『蟹のみそ汁』、『かぼちゃのポタージュ』、『えだまめのポタージュ』などを販売する。なお、2018年のアマノフリーズドライ食品の売上高は、前年比12%増と大きく伸びている。