JR北海道の鉄東社宅跡地に「病院」「サツドラ」「立体駐車場」4月着工

経済総合

 札幌市東区北8条東4丁目街区のJR北海道「鉄東社宅」跡地の開発がまもなく始まる。昨年7月から始まった旧社宅4棟の解体工事はほぼ終了、4月から病院棟、事務所・物販店舗棟、駐車場棟の3棟の建設が始まる。(写真は、4月から建設工事が始まる北8東4街区)

 鉄東社宅跡の建設工事は、仮称「北8東4複合計画」。土地はJR北海道が所有し、建物は各事業者が建設して敷地に定期借地権を設定する。敷地面積は約3210坪(1万593・08㎡)で3棟合計の建築面積は約2027坪(6691・63㎡)。
 
 病院棟は、社会医療法人朋仁会(札幌市白石区)が建設。地下1階、地上6階建てで、設計、監理は久米設計・ランドブレインJV(札幌市中央区)、施工は未定。
 駐車場棟は、JR北海道が建設する3階建てで、駐車台数は211台を予定している。設計、監理はランドブレイン(同)、施工は未定。

 事務所・物販店舗棟は、現在「サツドラ北8条店」のある敷地を使ってサッポロドラッグストアー(本社・札幌市北区)が建設する。店舗は営業中で近く閉店、解体される。新しい建物は3階建てで、1階に「サツドラ北8条店」、2階にシェアオフィスやコワーキングスペースなどを備えたインキュベーションオフィス、3階はサツドラHDのグループ企業の本社が入る。設計、監理はアイプランニング(札幌市厚別区)、施工は未定。

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