外壁材の製造、販売、卸、施工及び総合リフォーム事業を展開しているFUJIジャパン(本社・札幌市中央区)は、12月13日に札幌証券取引所アンビシャス市場に新規上場する。同市場への上場は、昨年6月のエコモット(同・同、今年6月東証マザーズ上場)に続くもので、アンビシャス市場の上場企業数は重複上場のエコモットを含めて9社目。(写真は、札幌市中央区のサッポロファクトリー1条館の向かいにあるFUJIジャパン本社)

 FUJIジャパンは2005年3月、外壁リフォーム工事の施工・販売を目的にFLCジャパンとして資本金1000万円で札幌市白石区に設立され、06年3月に現社名に変更。08年8月、本社を札幌市中央区に移転、10年3月同市東区に札幌物流センターを開設、15年7月神奈川県藤沢市に関東物流センターを開設。

 17年12月期の売上高は12億3500万円、経常利益は4700万円、純利益は3100万円で、16年12月期と比べ17・2%の増収、1・5倍の経常増益、1・4倍の純利益増になった。従業員数は55人で、平均年齢は35・6歳、平均勤続年数は5・4年、平均年間給与は430万4000円。

 主幹事証券は、日本アジア証券(本社・東京都中央区)を昨年8月に吸収合併した藍澤証券(同・同)。日本アジア証券は北の達人コーポレーション(本社・札幌市北区)のアンビシャス上場などを手掛けてきたが、合併により藍澤証券の同部門が移り、藍澤証券としては初の主幹事証券会社となる。


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