北の達人コーポレーション(本社・札幌市北区)の木下勝寿社長(50)は、北海道胆振東部地震の災害支援のため被災各地に約1億円の私財を寄付したが、このうち約1000万円を寄付した札幌市から感謝状が贈られた。(写真は、感謝状贈呈式。秋元克広市長=右と木下勝寿社長)

 10月26日に市役所で感謝状贈呈式が行われ、秋元克広市長(62)から木下社長に感謝状が手渡された。
 以下、木下社長のコメント。
「今回の地震発生により、我々が本社を構える北海道各地で、様々な被害がもたらされました。地震発生当時だけではなく、その後も避難生活を余儀なくされ、いまだ厳しい状況が続いている方々も多くいらっしゃいます。このような中で、我々ができることは、これまで以上に北海道を活性化し、豊かにしていくことだと強く感じております」
 
「我々にできる最大の復興支援は、これまでと変わらずここ北海道で積極的に、そして継続的にお客様にご満足・ご実感いただける商品を作り続け、利益を生み出すことで北海道に還元していくことと考えております。開拓魂が宿る北海道民は、決してくじけません。私も当社社員も強い信念を持ち、ただひたむきに我々が果たすべき役割を全うしてまいります。被災されたすべての方々の生活が一日でも早く元に戻ることができますよう、心からお祈り申し上げます」



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