防災関連グッズに高い関心!「大丸秋の商談会」開催

経済総合

 文具、事務用品、オフィス家具などの大丸(本社・札幌市白石区)は、13日と14日の2日間、札幌市中央区のロイトン札幌で「2018大丸秋の商談会」を開催した。量販店や小売店などの年末年始商戦をにらんだ展示会で関東以北最大規模。約1100人が来場した。IMG_6125(写真は、ロイトン札幌で開催された「大丸秋の商談会」)

 展示会のテーマは、『All Big Connection~繋がる、大丸~』。文具業界の急激な変化に立ち向かうためメーカー、卸、小売りが力を結集して様々な繋がりを深め、関係を強化していく場と位置付けた。
 
 出展したのは、OA関連商材や筆記具、事務用品、紙製品など115社のほか、大丸は提案コーナーとして5つのブース設けた。新製品コーナーでは、開く力を最大で50%減らしたクリップ、手ごろな価格で芯折れ防止機能が付いたシャープペンシル、スマートフォン対応のフルカラーラベルプリンターなどが出展された。

 今回の展示会で注目を集めたのは、防災グッズ。6日発生した北海道胆振東部地震の影響もあって来場者の関心も高かった。大丸は仕事で外出中に災害に遭遇しても安心な車載防災キットを展示したほか、キングジムやコクヨも災害備蓄セットなどを展示。また、パナソニックは緊急時に呼びかける多言語対応のメガホンを出展、関心を呼んでいた。
 来場者は、ホームセンターやドラッグストア、コンビニエンスストアなどの仕入れ担当者が多かった。
IMG_6121(写真は、大丸が出展した車載防災キット「ボウサイブロック」)

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