インターネットを利用した歯科業界の人材紹介サービス最大手、ファーストコネクト(本社・札幌市中央区)は、札幌市の「消費生活サポーター」として登録認定を受けた。地域貢献活動の一助として、取引先の歯科医院などに対する啓発活動を進め、高齢者の消費者被害防止に向けた取り組みを行っていく。登録認定は8月27日付。IMG_0139(写真は、札幌市消費生活サポーターの登録認定式。ファーストコネクト・宮副俊彦代表取締役=左と札幌市・本間芳明市民生活部長。ファーストコネクト提供)

 札幌市は、2016年度から高齢者など地域に住む人々の消費者トラブルの早期発見、救済、拡大防止のため企業や団体、個人が日常活動の中で見守り活動や啓発活動を行う「消費生活サポーター」制度を導入。イオン北海道(本社・札幌市白石区)やセコム北海道本部(同市中央区)など4社2団体が登録認定を受けており、今回、ファーストコネクトが7番目のサポーターとして登録認定された。

 サポーター企業・団体の多くは、店舗展開などを通して直接消費者に注意喚起をしているが、ファーストコネクトは取引先の歯科医院や介護事業所などと一体になって患者や入所者に消費者トラブル防止を呼びかけていく。

 同社は2014年4月に東京都港区で創業、15年2月に本社を札幌市中央区に移転。歯科衛生士特化型人材紹介サービスの「ファーストナビ歯科衛生士」や歯科医師特化型人材紹介サービス、介護職特化型人材紹介サービスなどを展開。
 17年11月に女性活躍推進法に基づく厚生労働省認証「えるぼし」最高位認定、18年7月に経済産業省「おもてなし規格認証」認定を取得している。


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