土屋ホーム（本社・札幌市北区）創業者で土屋ホールディングス（ＨＤ、同・同）の創業者会長、土屋公三氏（77）が講師を務める「人間社長塾」が、札幌に続いて福岡と東京でも開催されることになった。既に福岡では全６回の塾がスタート、東京は10月から全６回の塾が始まる。
（写真は、札幌の人間社長塾で講話をする土屋公三氏）
「人間社長塾」は、土屋氏が１人での創業から２社の株式上場、ホールディングス体制構築までの全経営ノウハウを直接指導する経営塾。ワンランク上の経営を志す企業や士業の若手経営者を対象にしたもので、札幌では今年で９期目を迎えている。
これまで札幌開催だけだったが、今年から福岡と東京の経営コンサルタントと共同でそれぞれの地域で開催することになった。先行している福岡はソルネット経営（福岡市博多区）の主催によるもので、講師は土屋氏とソルネット経営の主席コンサルタントの斎藤公一氏が務める。７月26日から第１回が始まっており12月まで毎月１回、「こうして磨く人間営業力」、「潰れないための財務戦略」、「トップの志とマネージメント」など全６回開かれる。会場は、ソルネット経営研修室。
東京は、人間開発・感性のダイナミズムを取り戻す４泊５日の山中訓練で知られる日本ＢＥ研究所所長の行徳哲男氏との共同開催。10月３日から開講し、福岡会場と同様の内容で来年３月まで毎月１回開かれる。会場は、東京都港区のＴＫＰ品川カンファレンスセンターＡＮＮＥＸ。
札幌の人間社長塾は、無料だが、福岡と東京の会場は有料。土屋氏は、「札幌では既に９期目で人間社長塾ＯＢ会も発足しており現役生とＯＢ生の交流も盛ん。福岡、東京でも継続開催してＯＢ会も結成したい」と語っている。
