土屋ホールディングス(HD、本社・札幌市北区)の創業者会長、土屋公三氏(77)が講師を務める「人間社長塾」が今年で10期目を迎える。同塾は、ワンランク上の経営を志す50歳までの取締役以上が対象で、半年間にわたる7回の全講座を土屋氏が一人で受け持つ。同塾では、4月から始まる10期目の受講生を募集中。(写真は、人間社長塾で講義する土屋公三氏)

 土屋ホームを創業し現在は取締役も退任して持ち株会社、土屋HDの創業者会長を務める土屋氏。その土屋氏が主宰する人間社長塾は、大手段ボールメーカーを退職して土屋ホームを一人で創業し株式上場まで成長させた土屋氏の経営者としての体験談と経営観、人間観を伝える塾。

 一般的な経営講座と違って、経営者に必要な価値観を重視する経営者育成講座とも言えるもの。そもそもの始まりは、子息で現土屋HD社長の昌三氏に経営の要諦を教えるためだった。「マンツーマンではどうしても私情が入ってしまう。大勢の経営者と一緒に講義をする形を取れば話す方も受ける方も客観的になれるだろと始めたのがきっかけだった」(土屋公三氏)

 土屋氏は2010年の1期だけで終わるつもりだったが、参加した昌三氏を含め37人の塾生たちから存続を求める声が出たため、11年以降も継続して実施してきた経緯がある。1期は37人だったが、2期は43人で以降、3期56人、4期50人、5期64人、6期58人、7期51人、8期50人、昨年の9期は31人で1~9期の累計受講者数は440人を超えた。

 10期目の19年もスケジュールは同じで、4月10日に第1回の『成功と失敗を分けるもの』、5月8日に第2回の『経営のマニフェスト』など全7回の講座の他、1期生から10期生の合同大会としてOB塾生からのプレゼンテーションが2回、朝礼見学会・会社見学会も行われる。

 土屋氏は、「10期を目標にこの塾を続けてきた。累計塾生は約500人になることが予想でき、卒塾生たちもOB会を組織して交流を継続してくれており北海道経済の成長に向けた種は蒔けたのではないか」と話す。10期生の入塾申し込みや問い合わせは、土屋HD(☎011・717・5556)まで。


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