「結果にコミット」、カルビーCEOからRIZAPグループCOOに転職するプロ経営者・松本晃氏

経済総合

 札幌証券取引所アンビシャス市場に上場しているRIZAPグループ(本社・東京都新宿区)は、6月24日付で松本晃氏(70)を代表取締役COO(最高執行責任者)に招聘する。松本氏は6月20日でカルビーの会長兼CEO(最高経営責任者)を退任する。IMG_5687(写真は、カルビー代表取締役会長兼CEOの松本晃氏=2013年3月、「一への会」主催の北海道フロンティアセミナーでの講演時)

 RIZAPグループは、2021年3月期に連結売上高3000億円、営業利益350億円の目標達成とヘルスケア分野への本格展開、海外進出の実行を確実なものとするため18年6月24日付で代表取締役COOのポストを新設、新たな経営体制に移行する。

 その新設ポストに就くのが松本氏。松本氏は1972年3月京都大学大学院農学研究科修士課程修了、同年4月伊藤忠商事に入社。86年11月取締役営業本部長としてセンチュリーメディカルに出向、93年11月ジョンソン・エンド・ジョンソンメディカル(現ジョンソン・エンド・ジョンソン)代表取締役プレジデント・エチコンエンドサージェリー事業本部長、99年1月同社社長、2008年1月同社最高顧問を経て、08年4月カルビー顧問、08年6月同社取締役、09年6月から同社会長兼CEOを務めている。

 松本氏は長年にわたる経営の経験と複数の企業を大きく成長させた実績を活かし、M&AでRIZAPグループ入りした企業の経営改善を加速させ、グループの成長加速に向けた基本戦略の策定、実行を担当する。既に一般小売り向けの展開を強化しているRIZAPブランドの機能性食品等のリテール戦略も推進する。松本氏は 同グループの第2の柱の創出・育成に取り組む。

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