札幌市清田区北野6条5丁目の人気パン店だった「フロマージュの杜」が4月末に閉店したが、その店舗跡にベーカリーカフェ「ペンギン」が居抜き出店することになった。ペンギン8店舗目となる「北野店」として6月1日(金)にオープンする予定。(写真は、6月1日にオープン予定の「ペンギン北野店」)
フロマージュの杜は、自社製チーズを使ったチーズパンや注文を受けてから生地を伸ばして焼き上げる石窯ピザなどで人気のパン専門店だった。元々は滝川市に店舗を構えていたが、2012年に札幌に移転。その後、13年には不動産賃貸やびっくりドンキーなどのフランチャイズ事業を行っている北星(本社・滝川市)のグループに入っていた。
閉店後に出店するのは、長谷川ダイヤモンドキッチン(本社・札幌市中央区)が展開するベーカリーカフェ「ペンギン」。道産小麦を使った焼きたてパンが人気で、16年6月の1号店「恵庭店」(恵庭市)以降、17年4月「円山裏参道店」(札幌市中央区)、同年6月「山鼻店」(同)、同年8月「岩見沢店」(岩見沢市)、同年10月「美園店」(札幌市豊平区)、18年1月「千歳店」(千歳市)、同年4月「苫小牧沼ノ端店」(苫小牧市)と7店舗を出店してきた。
「北野店」の出店によって1号店からわずか2年間で道内8店舗のスピード展開になる。