札幌南2西3再開発で老舗果物店「サン・フルーツ」、時計店「ダイヤモンド商会」閉店へ

経済総合

 札幌市中央区南2条西3丁目西地区の再開発に伴い、サンデパートビルに入っている店舗撤退が進んでいるが、創業60年を超える老舗の果物専門店「サン・フルーツ」と時計専門店「ダイヤモンド商会」が相次いで姿を消す。IMG_1476(写真は、2月28日で閉店したサンデパートビル1階の「サン・フルーツ」)
IMG_1472(写真は、3月25日に閉店するサンデパートビル1階の時計専門店「ダイヤモンド商会」)

「サン・フルーツ」は、同ビルの狸小路商店街に面した一角で営業していたが、2月28日で閉店した。創業は1950年で、今年で68年。サンデパートビルが建設された1962年より以前から南2西3の地で営業していた老舗。新鮮で旬の果物を店舗いっぱいに広げて販売、鮮やかな色のフルーツが狸小路商店街を歩く人たちの気持ちを和ませる人気店だった。2021年度にも竣工する再開発ビルの一角に店舗を構えることも検討している。

 同ビル1階の駅前通側で営業している時計専門店「ダイヤモンド商会」は、現在、売り尽くしの閉店セールを実施中。こちらは、創業67年で「サン・フルーツ」と肩を並べる老舗。閉店日は3月25日。

 サンデパートビルの核テナントである「ドン・キホーテ札幌店」も3月末で営業を終える見通しだ。なお、「ドン・キホーテ」は、今年1月19日に「狸小路店」(南2西4)を開店している。

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