洋紙、板紙、包装資材や文具、事務用品、情報システム分野の機器などを取り扱っている大丸(本社・札幌市白石区)は18日、札幌市中央区のロイトン札幌で「新春商談会」を開幕した。包装資材や文具、事務用品では東日本最大級の新春商談会で19日までの2日間で1100人の来場を見込む。(写真は、ロイトン札幌で始まった新春商談会)
新春商談会のテーマは、「結集!大丸のidea」で、進化した提案を行うため大丸の知恵(idea)の全てを結集したのがポイント。筆記具や事務用品、紙製品、OA関連資材など約140社が出展、新商品などを展示した。
大丸は、「今からできる働き方改革」の提案として、機材を介したシステム導入や少しの工夫で可能な業務の効率化、ワークスタイルの多様化にアプローチ、まだ間に合う改革を提案した。
また、自立式や大容量といった機能性のほか、素材や形など多彩な商品が続々と発売されているペンケースを一堂に紹介、マスキングテープも多種類を集めて新学期に向けたカワイイ商材をふんだんに集めている。
新商品にはキングジム(本社・東京都千代田区)のモニタリングアラーム『トレネ』も紹介された。カフェやコワーキングスペースでパソコンなどを置いたまま席を離れる際に、パソコンが他人に動かされると加速度センサーが検知してアラーム音とLEDの光で異常を周囲に知らせてくれる仕組み。スマートフォンにアプリをダウンロードすると10m離れても異常をスマホで知ることができる。
(写真は、モニタリングアラームのトレネ=パソコンの上にある左の商品)
この商品はクラウドファンディングで調達した50万円を開発費に充てたという。価格は税込6800円。
新春商談会は、19日も午前9時から午後5時まで行われる。