「北海道経営未来塾」2期生が修学旅行 総理官邸視察や衆院本会議を傍聴

経済総合

 北海道からニトリやアインファーマシーズに並ぶ全国企業を育てようと若手経営者を集めた「北海道経営未来塾」2期生の「修学旅行」が20日~21日に開催される。昨年の1期生に続き、総理官邸や国会などを視察、東京の若手経営者との交流会も開く。IMG_4754(写真は、北海道経営未来塾2期生の入塾式=2017年5月30日、札幌パークホテルで)

「北海道経営未来塾」2期生は、道内の若手経営者40人が在籍しており、塾頭は清水宏保氏(セミパーソナル型トレーニングジム経営のtwo.seven代表取締役)が務める。11月までにアインファーマシーズ・大谷喜一社長やキヤノン・御手洗富士夫会長CEO、住友林業・矢野龍会長など6人の著名経営者が塾生に、経営の勘どころや社会貢献の意義などについて講義した。
 講義後には塾生のレポートが必須となっており、塾生と講師の情報交換などが継続できるように配慮されている。

「修学旅行」は、20日~21日の1泊2日で行われ、1日目は総理官邸視察、衆議院本会議場で代表質問を傍聴、国会議事堂視察を行い、夜は品川プリンスホテルで東京の経営者42人と交流会を開催する。
 2日目は、再び総理官邸を視察し国土交通省で田村明比古・観光庁長官、田村秀夫・北海道局長と面談。午後は、ニトリ東京本部(東京都北区)の社内見学、似鳥昭雄・ニトリ会長の講話を聴くスケジュールとなっている。

 塾長を務める長内順一・未来経営研究所代表取締役(元ニトリ特別顧問)は、「修学旅行としているのは、今までに体験したことのないところに行って見聞を広めることと、自分の小ささを知り謙虚に自分を見つめ直すきっかけにして欲しいから」と話している。

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