ケネディクス・オフィス投資法人(本社・東京都中央区)の資産運用会社、ケネディクス不動産投資顧問は、札幌市北区北7条西4丁目の「竹山ホワイトビル」を合同会社クイーン・キャピタル(本社・東京都千代田区)から18億円で取得する。同投資法人が保有するKDX札幌ビルと近く、テナントリーシングの相乗効果も見込める。(写真は、竹山ホワイトビル)
竹山ホワイトビルは、1992年9月の竣工。土地面積約237坪、地下1階地上9階建てで延床面積約1405坪。テナント稼働率は100%。売買契約は6月28日で取得予定日は7月20日。
ケネディクス・オフィス投資法人によると、札幌の賃貸オフィスビルのマーケット環境は、コールセンターやIT関連企業の新規進出等で空室率の大幅な低下が続いているうえ、新規オフィスビルの供給も限定的で、今後も良好な賃貸需給環境が継続すると見ている。
竹山ホワイトビルは、JR札幌駅北口に近く、安定した賃貸需要が期待できると見て取得を決めた。利回りは5・7%。同投資法人は、2011年に同じ北7西4でオフィスビル(現KDX札幌ビル)を20億500万円で取得しており、札幌は2物件目になる。