札幌「知事公館前タワーレジデンス」45億円でREITが取得

経済総合

 J―REIT(不動産投資信託)で大和証券グループ本社系列の日本賃貸住宅投資法人(本社・東京都港区)は、資産運用会社のミカサ・アセット・マネジメントを通じて札幌市中央区の賃貸マンション「知事公館前タワーレジデンス」を45億3000万円で取得した。還元利回りは5・1%。IMG_9071(写真は、知事公館前タワーレジデンス)

「知事公館前タワーレジデンス」は、札幌市中央区北3条西16丁目にある31階建てタワーマンション。知事公館の北側に建ち、高さは60mを超える。2006年5月、明和地所が建設したファミリー層やDINKS(子供をもたない共働きの夫婦)向け賃貸マンションで、共用部分にはフィットネスルーム、ペット用トリミングルームを備えておりグレードは高い。
 
 土地面積は、約3108㎡で1LDKから4LDKまで141戸。延床面積は約1万5762㎡。現在の稼働率は戸数ベースで90・1%。取得先は国内の合同会社だが非公表。
 日本賃貸住宅投資法人は北海道ではワンルームやファミリーなど18のREIT物件を所有。投資総額は175億6800万円で、今回の知事公館タワーレジデンスの43億円強は同投資法人の北海道への投資額としては最高になる。

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