和洋菓子やパンの製造販売、もりもと(本社・千歳市千代田町)は16日、JR札幌駅と直結している「エスタ店」をほぼ10年ぶりにリニューアルした。ケーキから和洋菓子、パンの商品ラインナップを200種類弱に充実、リニューアルを記念してエスタ店限定の北海道産いちごがふんだんに入ったタルトなど2品を割安価格で販売している。IMG_8427(写真は、一新した制服で限定商品の『ごろごろ苺の宝石タルト』をアピールする佐々木詩織店長)

 もりもとは、札幌エスタ地下1階食品街が9月23日に改装グランドオープンするのに合わせて1週間早くリニューアルした。店舗のレイアウトを変えて入りやすくしたほか、対面販売のコーナーを新たに設置、デイリーの地元客も意識してばら売りも取り入れた。また、ケーキコーナーを大幅に充実、季節ごとのケーキも種類豊富に揃える。量り売りパンのコーナーには、8月から発売になった北海道産小麦使用の『プチクロワッサン』など小さくても本格的なパンが並ぶ。
 
 人気を呼びそうなのがエスタ店限定の『ごろごろ苺の宝石タルト』。道産の『すずあかね』を使用、苺そのものがごろごろと入っていてタルトの生地はサクサク。濃厚で酸味のあるソースと甘い苺の食感は絶品という。見た目もキラキラしており女子好みのタルトとして人気を呼びそう。価格は通常300円だが25日までは200円。
 
 さらに、エスタ店限定の『ガトーティラミス』も販売。道産のマスカルポーネチーズを使用して作ったクリームに珈琲とチョコスポンジを合わせており、口どけの良い仕上がり。こちらも通常価格980円が19日まで200円引きになっている。
 
 なお、リニューアルに合わせて制服も一新している。もりもと広報担当の島崎あかねさんは、「リニューアルを機に北海道の素材を使ったお菓子を観光客、インバウンド、地元の皆様に今まで以上に発信していきたい」と話していた。
※2016年9月17日午後記事一部修正


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