札幌・南11条ワンルームマンションがREIT化 日本賃貸住宅投資法人が8億3千万円で取得

経済総合

 J―REIT(不動産投資法人)上場法人の日本賃貸住宅投資法人(本社・東京都港区)は1日、札幌市中央区のワンルームマンション「グランカーサ南11条」(南11条西7丁目)を8億3千万円でSOYMOCHAから取得した。賃貸戸数は72戸で稼働率は90%。還元利回りは5・4%から5・6%。IMG_2426(写真は、グランカーサ南11条)

 日本賃貸住宅投資法人が取得した「グランカーサ南11条」は、市電中島公園通電停前。敷地面積は1042㎡で地下1階地上10階建て、延床面積は3352㎡。2007年4月にセントラル企画(本社・札幌市北区)が建築主となりカツイ(同・岩見沢市、後に民事再生)が施工した。1階は「ファミリーマート札幌南11条店」で1DK63戸、2DK8戸。
 直接還元法による還元利回りは5・4%で、DCF法による最終還元利回りは5・6%となっている。
 
 日本賃貸住宅投資法人は、今回の物件取得でポートフォリオを構成する全国の資産規模は201物件、2202億円になる。なお、同法人が北海道で所有する資産規模は14物件、97億200万円になる。

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