医薬品総合卸のスズケン(本社・名古屋市東区)が昨年5月末から建設していた札幌支店と物流倉庫を兼ねた新社屋がほぼ完成、5月ころには竣工する見通しだ。建設場所は、札幌市中央区北11条西19丁目で北雄ラッキー本社や営業部などが立地していた場所。(写真は、完成が近いスズケン札幌支店・物流倉庫=2015年2月26日撮影)
スズケンが建設している札幌支店と物流倉庫は敷地面積約3585㎡、建築面積約2164㎡。地上4階建てで延べ床面積は約6852㎡。建設施工は伊藤組土建。2014年3月期の有価証券報告書によると札幌支店の総投資額は23億円になっている。
スズケン札幌支店・物流倉庫は、現在、札幌総合卸センター(東区北6東3)内にあって1998年に合併した道内医薬品卸、秋山愛生舘の本社・倉庫を引き継いでいる。しかし、築後40年を超えて老朽化が進んでいたため移転を計画、11年末に北雄ラッキー本社敷地を取得していた。