北電前社長の川合克彦氏が取締役も辞任、「病気療養に専念」

経済総合

IMG_1791 北海道電力の前社長で取締役相談役だった川合克彦氏(62)が30日付で取締役を辞任した。引き続き相談役として北電に在籍する。川合氏は9月25日の取締役会で健康上の理由から社長を辞任、取締役相談役に退いていたが1ヵ月で取締役も外れることになった。(写真は、取締役を辞任した川合前社長=2014年4月30日の会見)
 
「病気療養に専念したいと本人から取締役辞任の申し出があり了承された」と北電の真弓明彦社長が30日の中間決算発表の席上で語った。「川合氏は知見や経験が豊富な方なので相談役として指導をお願いすることにした」と真弓氏は引き続き川合氏が北電に留まることも明らかにした。
 
 川合氏は、持病が悪化して9月8日から自宅療養を続けていたが、同月25日に社長職の続行が困難だとして自ら社長辞任を申し出て取締役相談役に退いていた。 川合社長は、2012年3月に社長に就任し、3年目の途中だった。
 真弓社長は、「病状が悪化したのか」と問われ、「プライベートなことなので申し上げられない」と述べた。

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