日銀札幌支店は1日、9月の道内企業「企業短期経済観測調査(短観)」を発表、企業の景況感を示す業況判断指数(DI)が、全産業でプラス5になり6月のDIに比べて2ポイント低下した。3ヵ月ごとにまとめているDIはこれで3期連続で悪化した。12月までの予想DIはマイナス1でさらに6ポイントも低下すると見ている。
 
 8月27日から9月30日まで非製造業344社、製造業122社の合計466社の調査によるもの。DIは、景気が良いと回答した企業から悪いと答えた企業の割合から算出したもの。
 
 製造業の中でDIが6月時点から9月で大きく下がったのは金属製品と業務用機械。金属製品はプラス25からゼロに25ポイント低下、業務用機械はプラス46からプラス36へ10ポイントの低下になった。 
 非製造業で下げ幅が大きかったのは、卸売でプラス18からプラス3に15ポイント低下、小売はマイナス10からマイナス21に11ポイント低下した。日銀札幌支店の発表リリースは、http://www3.boj.or.jp/sapporo/pdf/jikei26/tank201409.pdf
 


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