6月8日にラルズプラザ札幌店、ラルズマート札幌店が撤退した札幌・狸小路商店街の金市舘札幌ビルにパチンコの「ベガスベガス」(山形市)が出店する。1階から数フロアを賃借してパチンコホールとして活用する。ベガスベガスは西区発寒のトイザらス店舗跡を利用して新ホールを建設中で金市舘への出店で札幌市内を含め道内10店目になる。(写真は、屋上看板からラルズの名前が消えた金市舘札幌ビル)
地下2階、地上8階建ての金市舘札幌ビルから衣料品のラルズプラザ、食料品のラルズマートが撤退したのは、契約更新を迎え家賃交渉が難航したことも理由のひとつとされる。同ビルは現在の耐震基準にクリアしていないため、ベガスベガスが耐震補強工事なども実施する方向。
ベガスベガスは、5月から撤退した玩具量販のトイザらス札幌発寒店を取り壊して新しいパチンコホールの建設に入っている。北海道には1997年11月にホクレンビル横に札幌店(中央区北4西1)を出店して進出、旭川店、函館吉川店、栄町店に続き今年4月には狸小路店(中央区南2西4)を出店しており、狸小路商店街で2店目になる。
なお、ラルズマート札幌店が撤退した地下には新たに食品スーパーのテナントが入る計画もある。