ベルーナが「ホテルラフィナート札幌」買収、「札幌ファンゲートホテル」に名称変えて開業

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 ベルーナ(本社・埼玉県上尾市)は、札幌市中央区南3条西9丁目998-6の「ホテルラフィナート札幌」を取得、2025年10月25日に新ブランドの「札幌ファンゲートホテル」として開業させた。「楽しさの入口」となるホテルを目指して、新たな価値を提供する。(写真は、2025年10月25日に開業した「札幌ファンゲートホテル札幌」)

 ベルーナグループのホテル運営会社、グランベルホテルは、お客に「FUN TO STAY」を提供するコンセプトでホテルを運営している。今回、ホテル事業拡大の一環として、宿泊特化型ホテルへの参入を目的に「ホテルラフィナート札幌」を取得、同ホテルグループのコンセプトを体感する新たなホテルとして、名称を「札幌ファンゲートホテル」として開業させた。グランベルホテルとは違う位置付けで、出張などのビジネス利用、これまでグランベルホテルグループを利用したことのない国内観光客など、幅広い客層をターゲットにする。

 宿泊に特化した利便性や快適性を重視、多様な用途での利用を目指し、今後、館内リニューアルも予定している。土地面積は約370坪(1221・61㎡)、鉄筋コンクリート造、地上14階建て、延べ床面積は約1149坪(3794・18㎡)、客室数は141室。「ホテルラフィナート札幌」は、2004年4月にオープンした「コンフォートホテル札幌南3西9」が前身。チョイスホテルジャパン(本社・東京都中央区)は、2018年6月、新たに南5条西1丁目に「コンフォートホテル札幌すすきの」をオープンさせたため、同ホテルを閉館。その後、札幌の地場資本が「ホテルラフィナート札幌」として、2018年7月に運営を開始していた。

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