「ホテルレオパレス札幌」跡に外資系「ホリデイ・イン&スイーツ札幌大通公園」

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 外資系ホテル「ホリデイ・イン&スイーツ札幌大通公園」(札幌市中央区南2条西8丁目6-1)が、2025年10月1日開業した。「ホテルレオパレス札幌」を承継した「テンザホテル&スカイスパ・札幌セントラル」が、同年3月28日に閉館したことを受け、居抜きリニューアル開業した。(写真は、関係者によるテープカット)

「ホリデイ・イン&スイーツ」は、イギリスに本部を置く多国籍ホテル運営会社、IHGホテルズ&リゾーツ(インターコンチネンタルホテルズグループ)のグループ会社、IHG・ANA・ホテルズグループジャパン(本社・東京都港区)が展開する「ホリデイ・イン」のファミリーブランド。スイートルームを含む多彩な客室が特徴。今回の「ホリデイ・イン&スイーツ札幌大通公園」は、スタンダード81室、プレミアム85室、スイートルーム29室の全195室を備え、家族やグループ、長期滞在など多様なニーズに対応できる。

 スイートルームのうち、キッチン、リビング、ベッドルームを備えた2フロアのメゾネットタイプ(14室)では、ワンランク上のお洒落な空間で、リラックスした気分を味わえる。館内には、ブランドを象徴するオープンロビーのほか、大浴場、サウナ、最上階のフィットネスジムを完備している。

 館内レストランでは、地元の新鮮な食材を豊富に使用したビュッフェスタイルの朝食を提供。自家製ザンギ、鮭のちゃんちゃん焼きなど、北海道の味覚も楽しめる。カフェ&バーラウンジでは、ヴィーガンも楽しめる「ファラフェルラップサンド」や「バナナブレッド」も用意している。運営は、ワールド・ブランズ・コレクション ホテルズ&リゾーツ(本社・東京都港区)の完全子会社、合同会社南二条ホテルオペレーションズ(同・同)が行う。

「レオパレス札幌」は、1989年に本館が開業、2017年10月に新館をオープンさせた。しかし、アパートの施工不備で、財務体質の強化が迫られた所有運営会社のレオパレス21(本社・東京都中野区)は、ホテルをミナシア(同・同都千代田区)に売却、同社は、「テンザホテル&スカイスパ・札幌セントラル」として、2020年4月から2025年3月28日まで運営していた。

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