ニセコエリアで12年ぶり日系ホテル、「ニッコースタイルニセコHANAZONO」開業

観光

 オークラニッコーホテルズ(本社・東京都港区)が展開する「ニッコースタイルニセコHANAZONO」(虻田郡倶知安町岩尾別328番地51)が、2024年12月15日に開業した。ニセコエリアでは、12年ぶりの日系ホテルの誕生となった。(画像は、北海道の窓をイメージしたビッグウォール=左壁面とカフェ&バー=中央)

 ホテルのシンボルは、ロビー中央にある北海道の窓をテーマにした「ビッグウォール」。大きなLEDライトのオブジェで、時間帯や季節、音楽と連動して、さまざまな色と映像を映し出す。3つのオリジナルアロマを各エリアに合わせて用意しており、北海道出身のサウンドクリエイター、DJの畑中正人氏が、ホテルのために書き下ろした音楽がロビーを包む。地元の食材や北海道の旬の味覚のほか、ニセコエリアの酒やオリジナルコーヒーとのペアリングが楽しめる北海道の人気スイーツも用意する。

 ホテルの延床面積約は約4263坪(1万4070㎡)、地上8階、地下1階、客室数は234室。全客室にAIスピーカーと43インチ以上のスマートTV、加湿機能付空気清浄機、リファのヘアドライヤー、スチーマリーの衣類スチーマー、バルミューダのケトルとオリジナルHANAZONOブレンドコーヒーを完備している。7~8階の客室バスルームは天然温泉。

 天然温泉大浴場には、サウナと水風呂、露店風呂を完備しており、フィットネスジムには、北海道のホテルでは初導入のドイツ「NOHRD(ノード)」の木製の機器を用意、極力電気を使わないサスティナブルなワークアウト(トレーニング)が楽しめる。

「ニッコースタイル」は、文化、健康、環境に関心が高く、ホテル滞在にも新しい体験を求める、お客をターゲットにしたライフスタイルホテルのブランド。地域の食材にこだわった料理や音楽、アートを通じて、地元の人々が集まり、つながる場所を提供するホテル。オークラニッコーホテルズが、第1号として2020年8月に「ニッコースタイル名古屋」(名古屋市中村区)を開業しており、「ニセコHANAZONO」は2館目になる。

関連記事

SUPPORTER

SUPPORTER