東急不動産（本社・東京都渋谷区）、三菱地所レジデンス（同・同都千代田区）、SMFLみらいパートナーズ（同・同）の3社は、2024年10月14日に仮称「星のやヒュッテニセコ」（虻田郡倶知安町字山田204番2、204番69ほか）の新築工事に着手した。
（画像は、仮称「星のやヒュッテニセコ」の計画地＝ニュースリリースから抜粋）
「星のやヒュッテニセコ」の計画は当初、Zekkei Cosmos（札幌市中央区）と星野リゾート（本社・長野県北佐久郡軽井沢町）が開発を進めていたが、2024年10月に、東急不動産がZekkei Cosmosから事業承継を受け、東急不動産を幹事会社として、三菱地所レジデンス、SMFLみらいパートナーズの3社が、タッグを組んで開発を行うことになった。星野リゾートは、引き続きこの計画に参画し、「星のや」ブランドとしては、初のレジデンスホテルとして運営を行う。
「星のやヒュッテニセコ」の建設場所は、東急不動産グループが、開発・運営する、ニセコエリアで最大のマウンテンリゾート「ニセコ東急グランヒラフ」に隣接し、スノーシーズンは、宿泊施設からそのままスキー場に行けるスキーイン、スキーアウトのアクセスが可能な場所。リゾートエリアの主動線である「ひらふ坂」の最上部に位置しており、2024年冬に架け替え予定の、10人乗り新コンドラ（エースゴンドラ）へのアクセスも容易な立地となっている。
敷地面積は約1958坪（6462・83㎡）、建築面積は約730坪（2409・83㎡）、鉄筋コンクリート造一部鉄骨造、地下2階、地上5階建て、延べ床面積は約4506坪（1万4870・36㎡）。客室数は62室。工期は2024年10月14日から2029年2月末の予定で、開業は2029年度の予定。施工は、前田・伊藤・盛永、廣野、日軽特定建設工事共同企業体、設計は東環境・建築研究所（東京都渋谷区）。
