恵庭・道の駅隣接地で積水ハウス・マリオットの宿泊特化型ホテル着工

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 積水ハウス(本社・大阪市北区)とマリオット・インターナショナルなどが出資する合同会社、ニューツーリズム・トリップベース2号(東京都新宿区)は、道の駅「花ロードえにわ」(恵庭市島松817ー18)の隣接地でホテル「フェアフィールド・バイ・マリオット・北海道恵庭」の建設を開始した。(写真は、建設が始まった「フェアフィールド・バイ・マリオット・北海道恵庭」。左の建物は旧保健センターを活用したセンターハウス)

 積水ハウスとマリオット・インターナショナルは、国内自治体と提携し、「道の駅」をハブに地域の魅力を渡り歩く旅を提案する地方創生事業「トリップベース道の駅プロジェクト」を展開。既に特定目的会社の合同会社ニューツーリズム・トリップベース1号(東京都新宿区)がファーストステージとして6府県で15ホテルの開発を進めている。

 恵庭市の道の駅隣接地で始まったホテル建設工事は合同会社2号が取り組む案件で、道内では夕張郡長沼町の道の駅「マオイの丘公園」(長沼町東10線南7番地)と空知郡南富良野町の道の駅「南ふらの」(南富良野町幾寅687)隣接地でのホテル建設も予定されている。

「フェアフィールド・バイ・マリオット・北海道恵庭」は、漁川(いざりがわ)の河畔に建設中で、鉄筋コンクリート造4階建て、延べ床面積約1033坪(約3410㎡)、客室数は102室が予定されている。設計、監理は坂倉建築研究所(東京都港区)、施工は鴻池組(本社・大阪市中央区)の東京本店(東京都中央区)。工期は2021年2月から22年5月となっている。

 恵庭市は、道の駅周辺と旧保健センター周辺の約6・1haを、「花のまち」として知られる恵庭市の花観光を推進する拠点「はなふる」として整備する事業を進めている。ホテル建設もその一環で、オープンは22年6月が予定されている。

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