西日本鉄道（本社・福岡市博多区）が、札幌市中央区北４条西５丁目１ー２で建設を進めている「ソラリア西鉄ホテル札幌」の開業日が、２０２１年２月１日（月）に決まった。20年８月18日からは同ホテルのホームページで宿泊の予約受け付けを開始している。西鉄グループとしては北海道エリア初進出となる。
（写真は、建設中の「ソラリア西鉄ホテル札幌」）
建物は、宿泊施設「KKR札幌」と「北海道林業会館」の跡地(約５５０坪＝１８１８・16㎡)を利用して建設している。ホテルとオフィスの複合施設で、鉄骨造、地下１階、地上14階建て、延べ床面積は約５００７坪（１万６５２４・66㎡）。西鉄がホテル区画を所有し西鉄ホテルズ（本社・福岡市中央区）が運営、オフィス区画は一般社団法人北海道林業会館が所有・運営する。地下１階は大浴場とフィットネス、１階はホテルエントランスとフロント、２階はレストラン、バーラウンジ、３～４階がオフィス区画、５～14階は客室。
客室は、「北海道らしいホテル」をコンセプトに、北海道の大自然の雄大さと安らぎを感じることができるデザインになっている。スタンダードタイプ、ロッジをイメージしたコンセプトルーム、最上階にはプレミアムルームなどを配し全３１８室。
レストランは、道庁赤れんが庁舎（旧本庁舎）側が一面ガラス張りで前庭も一望できる。朝食は北海道の山海の幸やスープカレーなどご当地料理を提供、ランチは道産食材をフレンチスタイルで楽しめる。
西鉄グループは、シティホテルの「西鉄グランドホテル」（福岡市中央区）をはじめ宿泊特化型の「西鉄イン」12棟、「西鉄ホテルクルーム」２棟、宿泊特化型アップグレードの「ソラリア」を７棟展開している。「ソラリア西鉄ホテル札幌」は、「ソラリア」８棟目で西鉄グループとしては初の北海道進出となる。
