「トマム ザ・タワー」1万室、「『勝手に』どうみん割」3日から販売

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 星野リゾート(本社・長野県北佐久郡軽井沢町)は、3日正午から勇払郡占冠村中トマムの「トマム ザ・タワー」を対象に、「『勝手に』どうみん割プラン」の販売を開始する。「どうみん割」プランの販売が終了したため、自主的にどうみん割プランのまま販売を継続する。(写真は、「トマム ザ・タワー」)

 星野リゾートは、6月28日から北海道が宿泊費を補助する「どうみん割」プランの販売を始めたが、早期に支援限度額に達したため販売を終了。しかし、道民から多くの宿泊希望があり、星野リゾートとしてもトマム周辺地域の観光客呼び込みに貢献することが必要と、「トマム ザ・タワー」に限り1万室を自主的に「『勝手に』どうみん割」として販売することにした。

 期間は①2020年7月3日~22日、7月26日~7月31日 通常料金1万5000円が7500円に。②20年8月23日~10月10日、21年1月3日~1月31日 通常料金1万2000円が7000円に。③20年10月11日~10月31日、12月1日~12月25日 通常料金9000円が6000円に。いずれも、大人子ども1人当たり、税込み。1泊朝食1回。対象は北海道民。

「どうみん割」の発売では、複数の日程、複数の部屋を長期予約した利用者が多数いたため空室がなくなり、予約できなかった希望者もいたため、「『勝手に』どうみん割」プランでは、予約確定後に即時キャンセルチャージ10%が必要。「トマム ザ・タワー」では、7月1日から、3密回避や衛生管理対策を徹底した「新ノーマルビュッフェ」の営業を開始したほか、北海煙火(小樽市)の協力で同日から9月30日までの3ヵ月間、毎晩8時50分から8分間の打ち上げ花火を実施。さらに旬のとうきびと北海道を代表するビールを組み合わせて楽しめる「とうきビアガーデン」も開催する。

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