オフィスビル・商業施設賃貸やホテルリゾート事業を展開しているサンケイビル(本社・東京都千代田区)とJA三井リース建物(同・同都中央区)は、共同で函館湯の川温泉街に「函館市湯川ホテル」(仮称)の建設を開始した。昨年10月に取得した「ホテル入川」跡地を活用して建設しているもので、完成は2021年5月末。(写真は、仮称「函館市湯川ホテル」の建設現場)
建設場所は、函館市湯川町3丁目9ー6、9ー7、9ー17。函館中心部から函館空港方面に国道278号線(通称漁火通り)を進み松倉川を渡ってすぐの場所。敷地面積約1148坪(3790・98㎡)のうち約484坪(1600㎡)を利用して鉄骨造の地上12階建てのホテルを建設中。延べ床面積は約3666坪(1万2100㎡)、建物の高さは46m。着工は19年8月で完成は21年5月末。設計、監理はエーエーアンドサン(東京都千代田区)、施工は大成建設(本社・東京都新宿区)札幌支店(札幌市中央区)。
サンケイビルとJA三井リース建物は、今年6月にオープンした札幌すすきの地区の「ベッセルホテルカンパーナすすきの」(札幌市中央区南5西6)も共同開発で取り組んだ実績がある。